エンジンのクランクシャフトから動力をとり、エンジン補機類(オルタネータ、ウォーターポンプ、エアコンコンプレッサー、パワーステアリングポンプ等)を駆動させる重要な役割を担っています。その駆動目的によって、ファンベルト、エアコンベルト、パワステベルトなどと表現されてもいます。
最近は一本の長いベルトで全ての補機類を駆動するものもあります。
ベルトの張り調整や交換をしないまま長期間使用すると、ゴムを主とする素材のため、伸びたり、ヒビ割れたり、すり減ったりする結果、ベルト鳴きが発生し、さらには切断の危険性が出てきます。
走行中にベルトが切れると、下記のトラブルが発生します。
・エンジンが過熱(オーバーヒート)し、焼き付く。
・オルタネータ(発電機)を駆動しているベルトが切れると、バッテリーへの電流の供給が途絶え、数分後にはエンジンが停止する。
・パワーステアリングベルトが切れると動力が的確に伝わらず、オイルポンプが空回りして油圧が低下し、ハンドル操作が重くなる。
・エアコンが効かなくなる。
60000kmごとに交換と言われています。
定期点検時に緩み、損傷を確認し調整、交換作業を行います。
よくエンジン始動時とアクセルを踏んだときにキュルキュルという音がするというご用命をいただくことがあります。これは駆動抵抗による摩擦熱などでベルトの劣化や張力の低下が起きてベルト鳴きが発生していることが多いです。
1,ベルトの劣化
ベルトにはゴムが使われていますので摩擦での磨耗もしますし、発熱や経年劣化の影響を受けて硬化していきます。こうした劣化は各補機類(特にエアコンなど)の使用状況にもよりますが、使用しなくてもゆっくりと劣化は進んでいきます。このようなゴムの硬化が起きるとベルトとプーリー間でスリップが起きやすくなりベルト鳴きが発生します。
⇒ベルトの交換作業をします。
2,ベルトの伸び
ベルトは一見ゴムのみによって構成されているようですが芯線が入っており高い引っ張り強度を持っており伸びにくくなっております。しかしながら新品時などは芯線が収縮している場合が多く、ベルト交換で新品にしたときなどは熱の影響で芯線が伸びるため、適正な張力にしないと交換直後でもベルト鳴きが発生することがあります。もう一つは使用によりゴム部が磨耗していくことによって張力が低下しベルト鳴きが発生するパターンもあります。
⇒ベルトの状態を点検し、調整・交換作業をします。
3,テンショナー、プーリーの錆び
プーリーやテンショナーは金属製ですので水分が多い場所や時期での自動車の保管でサビが発生することがあります。このような状態ですとベルト鳴きが発生しやすくなります。
⇒テンショナー、プーリーの交換や研磨を作業します
4,補機類側の故障
パワーステアリング、エアコンなどで故障が起きてポンプやコンプレッサーがロックすると激しいベルト鳴きが起こりエンジンルームからゴムの焼けるようなにおいがすることがあります。
⇒補機類の修理・交換作業をします
ベルトの部品代や工賃などは車種により異なります。
⇒納得できる料金(作業費用工賃について)詳しく
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